予てからの懸念であった浴室の鏡。

どうにも白くなっていけない。
白くなるのは水道水に含まれるカルシウムだから、お酢を掛ければ溶けるはずだ。
CaCO3+CH3COOHで・・・んっと

いやそんなことはどうだっていい。
問題はお酢を吹きかけたところで劇的な変化が起こるでもなく、緩慢なる反応をただじっと待たねばならぬことだ。
しかし、寿命が300年もあるならいざ知らず、我々にはもっと性急な結果が必要なのだった。

そう、デカルトは確かこう言った。

 「いま掃除したなら、いま綺麗になれ!」

そうだ、私はデカルトの精神に則って、いま綺麗にしたいのだ!
私は走った。
ハンズ、ロフト、島忠、コーナンのお掃除コーナーを。
そして出会った。

鱗状痕落し

バーン!
なんともスッキリ落ちちゃいそうなこのクリーナーっぷり!

いやまぁ待て。ただのクリーナーではないのだよ?
数ある中からコイツを選んだのは理由がある・・・
菊の御紋が・・・
高円宮妃久子殿下 献上品!!

効きそう。これでもかってくらい効きそう。
 「このような穢れは赦しません」・・・って高円宮妃殿下が磨いてらっしゃるか定かでは御座いませんが、ハッキリ言って初めてスッキリ落ちちゃいます。
お酢掛けたり、メラミンスポンジで擦ったりしてもびくともしなかったあの痕がもうペッカペカ!
おぉ、新品の輝き・・・
すごいぞ、菊の御紋!
穢れた日本を大掃除です。

ただし副作用として二の腕パンパン。いたたたた